聞き手の共感を引き出し、行動の変化を起こす「対話」という手段

対話
町野 文孝

名古屋・岐阜・三重の地域の中小企業の組織作り、社員教育などをトータルにサポートするコンサルタント。30年以上、この活動を行っているが、倒産した会社は0。反対に関わった会社のほぼ100%が業績向上。そのためには、ノウハウも大事であるがそれ以上に、経営者・従業員の心意気が大切だと考える。支援している中小企業の従業員の方との交流も大切にしている。

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今回は、そのような「導管メタファー」では伝わらないときに、それを補ってくれる具体的な手段について考えてみましょう。

 

「導管メタファー」を補う方法、それは何度も取り上げている【対話】という方法です。

【対話】・・・このコミュニケーション活動のポイントは単なる「情報の移動」ではなく、聞き手の共感や行動・考え方の変化を引き出す活動となっているかどうかということです。

 

すなわち、情報の移動に注目する導管メタファーとの大きな違いは「人の変化への注目」、つまり「コミュニケーションを通じて、参加者自身が変化していくプロセスを捉えようとする視点」なのです。

 

なぜ【対話】が必要とされるのでしょうか?もう少し深く見ていきましょう。

 

【対話】が必要とされる理由は、人々がおおよそ下記のような認識を持っていると言われるからです。

  1. 日常生活において「客観的事実」そのものではなく「客観的事実に対する意味づけ」を通じて自分の生きている世界を理解したり、行動を方向づけたりしている。
  2. 多くの人は「客観的事実そのもの」と「客観的事実に対する意味づけ」の違いを意識していないため、しばしば誤解や混乱が生じている。
  3. ?誤解や混乱を避けるために、人々が社会的関係の中での相互作用を通じて物事(客観的事実)を意味づけていくプロセスに注目すべきである。

 

すなわち「人間は他者とのコミュニケーションの中で意味を構築しながら世界を理解している」というわけです。

 

だからこそ「意味の共有」につながる【対話】が必要になるのです。

 

参考文献 ダイアローグ 対話する組織(P75?86抜粋)

町野 文孝

名古屋・岐阜・三重の地域の中小企業の組織作り、社員教育などをトータルにサポートするコンサルタント。30年以上、この活動を行っているが、倒産した会社は0。反対に関わった会社のほぼ100%が業績向上。そのためには、ノウハウも大事であるがそれ以上に、経営者・従業員の心意気が大切だと考える。支援している中小企業の従業員の方との交流も大切にしている。

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