「上機嫌」と「不機嫌」、どちらの組織が成長すると思いますか?

今回は組織の【対話】にも大きな影響を与える、「上機嫌」「不機嫌」について考えていきたいと思います。

「上機嫌」と「不機嫌」、どちらの組織が成長すると思いますか?

振り返ると、自分は今まで中学生の時から一昨年までの50年弱、「不機嫌」で周りを動かしてきた気がします。

中学時代のクラブ活動や生徒会運営…
気に入らないことがあると「不機嫌」になり、それをバネに指示・命令で自分も動き、周りも動かしてきた気がします。

当時の自分の周り(家族)も、祖父や父の「不機嫌」が周りに影響を与えていたと記憶しています。祖父や父の「不機嫌」に、祖母や母がかいがいしく対応していた記憶があります。

 

今回、このテーマで記事を書こうと思った時、自分が本当に最近まで「不機嫌」で周りを動かしてきたんだということに改めて気づかされました。自分でも気づかないほどの無意識での対応だったのです。

 

自分が社会人になり、営業職として勤務している時、「予算未達」に遭遇することがありました。
上司にその旨報告すると、上司はとんでもなく「不機嫌」に「あ~ん?」という返答…「なんとかしなければ!」と思ったところから職業人がスタートしました。

 

「やばい、やばい!」追い立てられるように、予算消化のために出来ることを、それこそ土下座も含めて対応するという昭和のプッシュ営業をしていました。職場も結果(予算消化率)が悪いと「不機嫌」の塊です。

 

社内の転勤含め様々な職場で働いてきましたが、どこに行っても大同小異で結果が悪いと「不機嫌職場」でした。その不機嫌を避けるために、努力・活動してきたように思います。

そして自分はこれを自分の経営スタイルに取り入れてしまっていたのです。

 

世の中に「不機嫌」で会社を動かしている経営者は実は多いのではないでしょうか?

自分もこの「不機嫌」スタイルで経営を行ってきたため、社員が疲弊して退職者が続出した経験があります。

 

それなのに「指示・命令・不機嫌」運営が、なかなか止められなかったのはなぜでしょうか?
穏やかな上機嫌のもと、【対話】によるアイデアが飛び交うような組織運営が出来なかったのはなぜでしょうか?

 

それは、「不機嫌」運営にはメリットがあるからです。

 

号令一下の元、「まずは動け!」とばかりに業務に取り組むことで、それなりに結果が出て少しの成功体験となってきたからです。

 

昨今のように激しい変化への対応が求められる時代において、組織全員の知的生産の向上は要になります。「考えるのはトップだけ」などという組織運営では早晩行き詰まります。激しい変化へ対応していくために、全員が自分の意志で業務に取り組む「内発的動機」が必要です。

 

そしてそのために【対話】が必要になります。

 

「上機嫌」な【対話】運営には、どうしてもまどろっこしさが付きまとうものです。
しかし、【対話】が行える組織を運営するためには、トップを含む全員が穏やかな「上機嫌」で業務に取り組む必要があるのです。

業務として、「上機嫌」維持をどのように行なっていくかを立ち止まって検討してみましょう。

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