組織丸ごと信頼されるようになるために大切なことは2つ!

マネジメント(管理)
町野 文孝

名古屋・岐阜・三重の地域の中小企業の組織作り、社員教育などをトータルにサポートするコンサルタント。30年以上、この活動を行っているが、倒産した会社は0。反対に関わった会社のほぼ100%が業績向上。そのためには、ノウハウも大事であるがそれ以上に、経営者・従業員の心意気が大切だと考える。支援している中小企業の従業員の方との交流も大切にしている。

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どの会社の方と話をしても、

Check!
もっと売り上げを伸ばしたい!
継続的に利用してくれる顧客を増やしたい!

 

と言われます。

当然のことで、もちろん私もそうなればいいなぁと常々思っています。

では、どうすれば、もっと売り上げが伸びて、継続的にサービスを利用してくれるようなファンが増えるのか?

これには、いくつかの要素がありますが、最も重要なのは、

組織ごと信頼されるということ

個人事業主の場合は、
人間ごとまるまる信頼されるということ

 

が要となります。

反対に、信頼が得られないとどんな優れた商品・サービスを提供しても全く売れることはありません。

 

信頼を得ることができると様々なことが早く進む!

信頼を得るための方法、アイディアは後で述べますが、そもそも信頼が得られるとどんなメリットがあるのか、具体例を挙げておきたいと思います。

その話、テレビでやってたで!

一時は、「みのもんた症候群」と呼ばれる方々がいました。

番組内で、トマトや豚肉、納豆が健康にいい!という紹介があると、軒並みスーパーでこれらの商品が売れるという事が起きました。

もちろん、その根拠なども放送されていましたが、テレビ局や番組、みのもんたさんに絶大な信頼があったからこそ、この様な現象がおきたのです。

 

この本は、買って読んだ方がいいですよ。

あなたが、信頼する方に「この本は、買って読んだ方がいいですよ。」と言われるとどうするでしょうか。

信頼の程度によりますが、「どんなジャンルの本なのか? なぜ、オススメなのか?」こんな質問すらしなくても本を購入するという方もいるはずです。

 

要するに信頼が高ければ高いほど、事の進みが早いということです。

 

どうすれば、信頼が得られやすいのか? ポイントはたったの2つ!

あなたは、初めての会合に参加するとしましょう。

知っている方も誰もいない…となると、緊張もするし、口数も少なくなるはずです。

この時、あなたは会場にいる誰かを信頼している訳でもなく、反対にあなたが誰かに信頼されている訳でもありません。

当然、この様な状態では、あなたらしさはまだ発揮できません。

 

人は誰もが自分の考えを認めて欲しいと願っています。

この会合で、たまたま隣に居た方と名刺交換をした際に

「あぁ、F社ですか!知っていますよ。私も好きで利用させて貰っていますよ。」

なんて言われると、一気に親近感が湧いてくるものです。

これは、自分の存在を知ってくれていた上に、好きと思ってくれていたためです。

 

と、いうことはこれ程ジャストではなくても、話をする際に相手の考え方を認めるようなつもりで話を聴けばいいということになります。

「私、最近釣りにハマっていまして…」

「私は、子どもの頃依頼やっていませんけど、引きが強いのが来たら楽しいでしょうね!」

こうして、頷きながら話を聞くだけでも、いい印象を与えることができます。

 

自分がもっている答えが全て? アドバイスはグッと我慢!

若い方の悩みや相談ごとを聞いていると、こうしたらいいのになぁ…と答えの様なものを言いたくなることがあります。

ところが、ここでアドバイス、指示をしてしまうと、結果を他人のせいにしてしまいます。

「私はこうした方がいいと思っていたのに、社長がこうしなさい!って言ったから…」

という様な経験はあなたもしたことがあるはずです。

大切なのは、「私はこうした方がいいと思っていた」の部分を聞き出し、自分で結論を出した様な形で話し合いを終えるように意識することが大切です。

誰だって、本当は自分の意思でものごと決めて、挑戦したいのです。

Check!

 

これで信頼が得られるのか!そう思われた方もいるかもしれませんが、これが最初の一歩になります。

2つの方法ともに、相手の話を聞くことに徹しています。

では、組織が信頼を得るために、何が必要なのでしょうか。

それには、

「信頼してくれる」「導いてくれる」「示唆してくれる」「相談に乗ってくれる」上司や同僚の存在が不可欠です。

 

「戦略業務」を遂行する上でスタッフが違いに話を聞くことは必須!

ここまで、個人をイメージした信頼を得る方法を紹介してきました。

理髪店・美容室の経営は、話の聞き方で決まる!とも言われることがあります。

どんな話をしても、一旦は受け止めてくれる美容師さんとの会話が好きだという方も多いと思います。

ここからは、「戦略業務」を遂行する上で必要なもの、高信頼組織にするための方法を見ていきましょう。

 

強さよりも弱さを見せ合うことが大切!

私は「弱さ」を見せあえる組織風土を大切にしたいと考えています。

「強さ」「完璧」なところを表に出したいところですが、そうした風潮が強いと、失敗を恐れてしまう傾向になってしまうからです。

反対に、「弱さ」を見せ合える組織風土があると、挑戦するときの不安が随分和らぎ、本音で話ができるようになります。

「これはこうした方がいいと思うけどどう?」

「私ならこうしてみると思うなぁ…」

こうした話は、お互いに上手くいったことも、失敗したことも話し合える関係でなければ、実現しません。

目指すのは、リラックスしており「気楽にまじめな話ができる」状態が実現している組織風土です。

これが実現できると、戦略目標への挑戦(PDCA)が可能になります。

上手くいかなくても必要以上にバッシングされない、対策を一緒に考えてくれる、粘り強く励まし、一緒に歩いてくれる…

そんな上司や同僚がいると本当に心強いものです。

 

戦略業務を進める上で欠かせないもの

戦略業務を進める上で欠かせないのが業務評価観点です。

こう言えば、難しそうに聞こえますが、どの視点で業務を評価するのか明確にしておこうというものです。

例えば
見込み客へのアプローチをした反応はどうだったのか?
新規顧客のへのアプローチはどうか?
既存客へフォローした結果はどうだったか?

 

ここは業務内容・企画によって大きく異なります。

もちろん、この例よりもさらに具体的に評価観点を決めた方が、評価もしやすいし、改善もしやすいです。

そして、評価をする時に重要なのは、

「完璧主義」に流れないこと、また「良い・悪いを決めなければならない」という思考を捨てることです。

 

先ず「完璧主義」で戦略業務に臨んでしまうと、そもそもアイデアを出すところでつまずいてしまうことになります。

その上、業務遂行時に、「よい業務をする」ことよりも「無難な業務をする」ことに意識が行ってしまうのです。

 

また、良い・悪いを決める「二分法的思考」でアプローチすると、「70%のできばえ」の結果に対して、「30%もできていないのか!」と考え、これではダメだとなりがちです。

そうではなく「70%もできた」と考え、「あとどうすれば100%に近づけるのかな」と考えるアプローチのほうが最終成果にまでたどり着ける可能性が高くなります。

確かに、叱咤激励を受け、厳しさの中で成し遂げるものもたくさんあります。

私自身、その感覚や「二分法的思考」で長くやってきました。

しかし、その結果は惨憺足るものでした。

何よりも、こうした方法と先に紹介した、信頼を得る方法とは、スタンスが正反対です。

組織とは言っても、その要素は個人です。

個人と個人とが、気楽に真面目な話ができて、信頼される組織へと成長するのです。

 

まとめ

  • 信頼を得るには時間がかかるが、信頼が得られると様々なことの進みが早い
  • 信頼を得る方法1 相手の存在・考え方を認めようというつもりで話を聞く
  • 信頼を得る方法2 アドバイスをしない。または、あたかも本人が自分で考えたかの様な錯覚をする話し方をする。
  • 組織で戦略的に業務を進める際には、評価観点も明確にしておく
  • 完璧主義・白黒はっきりさせるような考え方は捨ててよう

 

最後に、

Check!
信頼するから信頼される

 

という事も忘れたくありません。

時には裏切られることもありますが、あなたが相手を信頼しない限り、相手もあなたの事を信頼しない…。

これも一つ言える様な気がします。

町野 文孝

名古屋・岐阜・三重の地域の中小企業の組織作り、社員教育などをトータルにサポートするコンサルタント。30年以上、この活動を行っているが、倒産した会社は0。反対に関わった会社のほぼ100%が業績向上。そのためには、ノウハウも大事であるがそれ以上に、経営者・従業員の心意気が大切だと考える。支援している中小企業の従業員の方との交流も大切にしている。

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