責任に押し潰されない!仕事を戦略的に楽しむマインドの育て方

マネジメント(管理)
町野 文孝

名古屋・岐阜・三重の地域の中小企業の組織作り、社員教育などをトータルにサポートするコンサルタント。30年以上、この活動を行っているが、倒産した会社は0。反対に関わった会社のほぼ100%が業績向上。そのためには、ノウハウも大事であるがそれ以上に、経営者・従業員の心意気が大切だと考える。支援している中小企業の従業員の方との交流も大切にしている。

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近年、仕事をしていく上で大切なのは、戦略的業務に取り組むことが大切だと言われています。

戦略と言えば、きっと武士が戦う場面をイメージする方が多いと思います。

実際にその通りのイメージで、将軍様をはじめ、側近の方々と知恵を出し合いながら一つの戦いを作っていく…というのを仕事に置き換えたものが、戦略的業務です。

これまでは管理業務が多く見られたのに対し、最近は戦略的業務が増えてきています。

もちろん、戦略的業務が広まってきているのは、たくさんのメリットがあるためです。

ただ、戦略的業務に取り組むためには、メンタルの強さもとても大切になりますから、ここでは、戦略的業務の醍醐味とメンタルの強さを見ていきたいと思います。

 

戦略的業務の大きなメリットとは?

戦略的業務とはどんなイメージか?

戦略的業務の良さは、言葉で説明するよりも、事例を挙げた方が分かりやすいと思います。

大変分かりやい例の一つとして、ユニクロがあります。

ユニクロは、全体的にシンプルなデザインの服が多い印象があります。

ところが、Tシャツにゲームのキャクターやイラストレーターの方が書かれた作品をプリントして販売しています。

その企画の現場に立ち会ったことがありませんから推測ですが、イラストレーターの方とユニクロの方が、この絵は大きく取り扱った方がいいだろう…などと話し合われているのだと思います。

他にも、ライザップとファミリーマートとの関係も似た様な印象を受けます。

 

反対に、昔からよくある「下請け」というのは、戦略的ではなく、「管理」になります。

下請け会社には、通常こんな風に仕事をお願いします。

「今月は売れ行きが異常にいいんだ。なんとか今週中にいつもの部品を1000個追加で制作してくれるか?」

何となく、「戦略」か「管理」か…違いを感じることができたでしょうか。

 

最近、増えてきた戦略的業務にもデメリットがある!

こうして見ると、戦略的業務には、上下関係がなく一緒に一つの仕事を成し遂げていくイメージをもつことができます。

実際に、私も様々な会社と共に、戦略的なスタイルで仕事をさせてもらっています。

一つの目標に向かって、いろいろ意見を出し合ったり、意見が出やすい環境を作るというのは、非常に楽しいです。

ただ、一つデメリットを挙げるならば、「責任を感じる」ということです。

 

昔ながらの「下請け制度」であれば、とにかく指示されたことさえこなしていれば、何の問題もありません。

ところが「戦略的」に関わると、結果に対する責任をどうしても感じるものです。

多くの仕事の場合、検証が可能な結果が出るまでには、それなりの時間を要するので、強いメンタルが必要になるのです。

これを私は、この記事ではデメリットとして挙げましたが、メリットとして捉えることもできます。

 

あなたのメンタルは戦略的業務を楽しむためのメンタルですか?

これから、あなたのメンタルの傾向を把握するために、次のチェックをしていただきますが、思わしくない結果になったからダメということはありません。

人の考え方、感じ方は、コロコロと変化していくものです。

今日は、そういう傾向にあるんだなぁ…と今の自分を知るためのチェックです。

下記のチェックリストの項目の中で、あなたに当てはまるものはどれでしょうか?当てはまる項目の番号を書き留めてみましょう。

 

<あなたは肯定的な思考・否定的な思考?どちらが強い?>

1. つらいことがあってもすぐ忘れられる

2. 同じことをくよくよ考えてしまう

3. 喧嘩をしてもすぐに仲直りできる

4. 何か嫌なことがあると何日も引きずってしまう

5. 嫌な事より楽しいことを考える方

6. 人に言われたことをいつまでも覚えている

奇数の項目は+1点として、偶数の項目は―1点として計算してみてください。

あなたの合計点は+、ーどちらになったでしょうか?

肯定的な考え方が強い。そのため、どんな人と出会っても良いところに注目しようとする傾向が強いです。何か新しいことをする際にも、パッと行動できるという良さもあります。
否定的体験を引きずりやすいと言われています。こだわりやとらわれの強い人は不快な体験を一層苦痛なものにしてしまい、自らダメージを大きくしてしまいます。

自分の傾向を知っておけば、何かの拍子に落ち込んでんも、冷静に対応できそうです。

そして、自分の思考の癖を知ってしまえば、改善することもできます。

 

自覚と訓練によって、否定的な考え方もコントロールすることができます!

誰でも、機会に恵まれ、自分で変わりたいと思えば、何歳であってもその日から変わることできます。

「私は職人肌だから人と話すのは苦手なんだ…」

こう言われていたお客様がいるのですが、今はすっかり話好きに変容されました。

ここでは、ついつい否定的な考えに流れる習慣をどう克服していくのか?

具体的な方法を2つ紹介します。

 

たった6秒!空白の時間を作るようにする

否定的な考え方が顔を覘かせるのは、何かよくないことを言われたり、出来事があった時です。

もちろん、焦りを感じることも多々あると思いますが、この時に、どう対応するのか考えるのに6秒の空白の時間を作って欲しいのです。

この6秒という時間を確保するだけで、落ち着いて考えることができるようになります。

大変なことが起きた場合、誰もが絶望し、否定的な考えに傾きますが、6秒でその思考の罠にはまりにくくなるのです。

 

2つのものの見方を習慣化させる

例えば、この夏に暑いからと言って、冷房の温度をグッと下げた従業員がいたとします。

エコ・会社の経費削減の観点からすれば、これは悪い・ダメな行為に見えるでしょう。

ところが、視点を変えると、よりエコな行為にも見えるのです。

快適な温度にして、より仕事に集中しやすい環境にして、その分みんなが早く帰宅できるようにしよう!

と考えて、エアコンの温度を下げたのであれば、素晴らしい行為と言えそうです。

 

こうした練習をすることで、世の中には、素晴らしいことをたくさんあると気付くこともできます。

何より、ビジネスをする際にもこうした練習を積み重ねておけば、活かせる場がたくさんあるのではないでしょうか。

 

自分のことを知って、自分の至らない点を改善していく。

会社経営とそっくりだなぁ…と思います。

 

自分のことをもっと知るには…こちらの記事もご覧ください。

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町野 文孝

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