「経営計画」は、組織力の構築の指針になる

マネジメント(管理)
町野 文孝

名古屋・岐阜・三重の地域の中小企業の組織作り、社員教育などをトータルにサポートするコンサルタント。30年以上、この活動を行っているが、倒産した会社は0。反対に関わった会社のほぼ100%が業績向上。そのためには、ノウハウも大事であるがそれ以上に、経営者・従業員の心意気が大切だと考える。支援している中小企業の従業員の方との交流も大切にしている。

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「組織力の構築」は中小企業経営者の目指すべき方向です。

全社的にどんな「組織力」を持つことが理想的なのかを固めていくことが、「組織力の構築」につながります。

 

「組織力の構築」の指針となる経営計画の練り方

今回は「組織力の構築」を志向するための指針となる、経営計画の練り方について考えていきます。

「組織力の構築」を考えるときには、会社のビジョン・ミッションからの展開とキャッシュを生む組織はどこで何なのかを忘れてはなりません。

 

長所を伸ばすのか?

抜本的な機能不足を構造変化させるのか?

それを誰が担当するのか?

どれぐらいの期間で取り組むのか?

 

そのアプローチによって取組が大きく変わってきます。当然、財務の見極めも必要になってきます。

 

これを反映しているものが経営計画です!

 

「組織力の構築」を志向するためには、経営計画が不可欠

 

理念・ビジョンからくる方向性、経営資源の割り振りや部門形成、設備投資・人材投資、組織開発目標と人材開発目標、それらの進捗をみていくパフォーマンス指標と結果指標・・・これらについて明確に書かれたものがないと検証ができません。それこそ「一貫性」を育てていくのに不可欠です。ここに切れ込んでもらいたいです。

 

今までたくさんの中小企業経営者と面談させていただきましたが、なかなか「経営計画が必要なのはわかるけど・・・」という企業様が多いのも事実です。

 

「現業に追われて作成する時間がとれない。作成してもその通りにいかないので・・・」といった声もよく聞きます。

 

この状況を打開するにはどうすればよいのか?

 

一つの案としては、何かしらのフレームワークを使うことです。

自分及び当社は長期間、<BSC バランススコアカード>を使用していました。理由の1つはISO9001運用との親和性の高さです。

 

他にも会社の色々な側面(財務・商品・教育)から目標設定をすることにより、バランスよく運用ができているというメリットを感じていました。業務の横展開にはとても適したフレームと言えます。

 

ベースができたら、今度はここに将来からのバックキャスティングを入れて、時間軸のふくらみを入れていくとより立体的になります。

 

大半の会社は「ヒット商品(サービス)」に頼っている状態からスタートするため、「ヒット商品」の「販売」「製造」経験は会社の強みになります。

 

ただ、気を付けないと「ヒット商品」が全てのベンチマークになってしまい、「ヒット商品に比べて、今取り組んでいるものは・・・?」となってしまうため、「特定の「ヒット商品」や「得意先」に頼っていないか?」チェックする必要があります。

 

もし「ヒット商品」頼みになってしまっていると気づかれたなら、今後、必要となる「組織力の構築」を進めるための経営計画を立てましょう。

 

経営計画はどんな「組織力」を持って、どんな「組織」を形作っていきたいのかを周りにも示してくれる指針となります。

 

会社経営は一人では行うことはできません。方向性を全社的に共有し、「ミーニングフル」な状態で会社の成長を見込める環境作りを固めていくことが肝要です。

町野 文孝

名古屋・岐阜・三重の地域の中小企業の組織作り、社員教育などをトータルにサポートするコンサルタント。30年以上、この活動を行っているが、倒産した会社は0。反対に関わった会社のほぼ100%が業績向上。そのためには、ノウハウも大事であるがそれ以上に、経営者・従業員の心意気が大切だと考える。支援している中小企業の従業員の方との交流も大切にしている。

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