会社を成長志向に導く、経営者の不安との付き合い方

「個人のとらわれる不安対応」と、その対処について

自分は会社を興してから、常に「不安」と対峙してきたと思っています。それは業績が上がっていた時も、上がっていない時も同様です。

 

赤字で業績が上がっていない時の「不安」はたまらないものでしたが、好調であってもその「不安」がやはり頭をよぎるのです。
自分はどうすればこの不安が解消できるのか、を日々自分に問い続けています。
(ゼロにはできないものとは認識しています。)

この不安はどこからきているのか。
「結果不安」「適応不安」「評価不安」「関係不安」…とりわけ「結果不安」との認識です。

しかしそれなら、結果が出ている時でも不安がよぎるのは、なぜなのでしょうか。
経営者である以上、結果責任を問われるのは当然です。
ということは、「結果不安」から逃れようとすると、間違いなく結果の出ることしかできなくなります。

しかし、それでは成長志向に伴うリスクテイク、すなわち戦略業務を行うことは難しくなります。

 

「結果不安」からくる行動とどう付き合っていくのか?

これは経営者としての正念場です。
自分は成長を志向するあまり確かにリスクテイクしすぎたようにも思います。


じゃあ、安全志向で行くのがいいのでしょうか?

長期間での結果責任を全うしようとすると、十分に結果の見えない業務、すなわち戦略業務に取り組まなければなりません。
採用の場合、簡易機能業務を担うパート人材の確保ではなく、中枢業務及び戦略業務を担う人材の確保が必要になります。

こうなると採用自体のハードルがあがりますし、採用したもののその人材の育成が行えるように会社の構造変化も必要になる訳です。

中小企業の場合は今の収益を確保する機能業務(営業・製造・経理等)を行いながらも、少ない人員でそのような戦略業務に取り組む必要が出てきます。

当然のように業務負荷が上がりますので、採算性は普通に考えると下がります。

この部分の見通しを誤ってしまうと会社に大きなダメージを与えます。

自分はこの業務によく言えば果敢に挑み続けましたが、結果から見ると惨敗で、いたずらに会社の体力を削いできたと言わざるを得ません。

では採用を行わなければ良かったのかというと、そうではなく、やはり新しい人材が入ってきて定着する会社が魅力のある職場を形成している証であると思っています。

結果不安は止むなしなのか?

経営者として長期の成長を志向すると、結果の見えない業務を遂行することに伴う不安「結果不安」は止むなしなのでしょうか?

自分はいま、これを消化しようと懸命に取り組んでいるところです。

いま取り組んでいる方法は、まずは自分一人で戦略業務に取り組み、そこへの経営資源を会社としてミニマムレベルにします。
そして今までとは違い、自分以外のマンパワーを必要以上にかけずに業務展開をしています。
特に、外部への告知・認知活動が必要な新規営業工程・新規採用工程にWEBやSNSを絡ませて行うという風に、業務展開自体の見直しを、還暦を過ぎた今、取り組んでいます。

 

業務の《あり方》について考え直した

そのように業務の進め方<やり方>も大きく変化させていますが、それよりも<あり方>についてもう一度考え直しました。

「どんなお客様の、どんな需要にお応えするのが一番社会貢献できるのだろうか?」

そしてその部分が自分の価値観に合っていること、そして自分の出来ることとを考えて加味するようにしました。

それと「これだけやれば報われないはずがない、と思えるような働き方をしよう!」と覚悟を決めました。

少し活動しては「結果が出ない?出るかな?」と不安に勧誘されないように、しっかりと記録を採るようにしました。
とくに抑えるべきポイントを外さないためにも、ここはポイントと思って取り組んでいます。

このような方法で「結果に対する不安」を格段に低下させることが出来たのです。

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