ベビーステップで継続して目標が達成できる状態をつくる

マネジメント(管理)
町野 文孝

名古屋・岐阜・三重の地域の中小企業の組織作り、社員教育などをトータルにサポートするコンサルタント。30年以上、この活動を行っているが、倒産した会社は0。反対に関わった会社のほぼ100%が業績向上。そのためには、ノウハウも大事であるがそれ以上に、経営者・従業員の心意気が大切だと考える。支援している中小企業の従業員の方との交流も大切にしている。

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「イライラ」から脱却して「上機嫌」をキープし、いよいよ改善・達成行動計画をスタートさせるときに注意すべきポイントについて考えていきたいと思います。

行動計画を進めていくうえでの注意点、それは「ベビーステップ」を取り入れることです。

自分の例で考えてみたいと思います。

【水戸黄門経営 早朝独勉会】と称して早朝読書を続けて、書評をFacebookに投稿していました。

これはそもそも「保険商品」でも「金融商品」の活用でもない新しい中小企業経営サポートサービスを展開するために、SNS(Facebook)を活用したいという思いと、セルフブランディングを図りたいという考えから始めたものです。
おかげさまで1年以上続けることができ、習慣化は果たせたと思っています。

 

この活動を進めるために、実は「ベビーステップ」という考え方を取り入れました。

 

と言いますのも、この取り組みを始めようと思っていた時は経営者人生最大のピンチを迎えており、マインドは最低状況から少しだけ上向いてきていたぐらいのときでした。

 

その前にいろんなことに取り組んでは中途半端な結果で挫折・中止を繰り返していたので、「毎朝5:00に起きて読書ができるのか?」という不安と「今度こそやるぞ」という気持ちでした。

 

心機一転早朝起床して「ランニング」、会社の帰りに「ジム通い」など、心身の充実を感じている時なら簡単に計画さえすれば実行できていたことが、ピンチを迎えている精神状態の時には全くといっていいほど出来なくなっていたためです。

 

そしてそんなできない自分を見たくなくて、「上手くいかない事(ランニング・ジム通い)」があると、今は仕事だけでも大変なのにこれ以上負荷をかけても無理・無理」としっぽを巻いて簡単に中断・中止をしていたのです。

 

そこで取り入れたのが「ベビーステップ」です。
やろうと思えば必ずできることをすることにしたのです。

今までなら「5:00起床目標」と決めても「実際は6:00起床」なら「何をしている、だめだ」と考えてきました。
そして挫折感を感じ、行動をやめてしまう。これが最近のパターンだったのです。

 

それを「5:00起床」ではなく、間違いなく起きる時間の「6:00起床」に設定。
まずは「今までよりは少し早く起きた、よしOK」と考えるようにしたのです。

これが今までの自分にない考え方(ベビーステップ)でした。

 

決めたことがやれない自分と向き合うことの「衝撃」を少しでも軽くするように認識変容を行ったのです。
自分は「衝撃」に弱いという認識に立ったのです。
初めて自分の「衝撃対応力」を把握・認識し、少しの変化でも「OK出し」をするようにしたのは、業績不振に何年も向き合っていることで自分が弱っており、「衝撃対応力」がかなり低下していたことに気づいたからです。

「できない自分・できると思えない自分」を弱いダメな自分と捉えるのではなく、今はそんな自分なのだから、そんな自分で結果を出せる方法を考えようとしたのです。

 

それがベビーステップです。

 

間違いなく取り組めて、必ずやることを行い、そしてそれを続けていくことで自信をつけていく、そして自信を取り戻す・・・この方法をとりました。
さらにスタートラインとデッドラインを決めて取り組みました。
スタートラインは「少しでも朝に読書をすればOK」、デッドラインは「一日のうちに一冊本を読む」。

結果は驚くほど上手く回りました。

「朝少しでも読書をする」と、その後時間を見つけて読書をするようになっていったのです。
最初の頃はデッドラインを守るのに必死でした。
そして日常の活動時間との兼ね合いで朝の読書時間が増えていき、5:00からの読書を実現できるようになったのです。

 

これが「安心感の醸成、そして弱さを見せあえる組織は強い組織」に通じる考え方と思っています。

高い目標設定は否定しませんが、「心理安全性の確保のパワー」がなければその高い目標達成はおぼつきません。

特に活動計画はそこに配慮したものが大切であると、気づくことが最初の一歩になります。

町野 文孝

名古屋・岐阜・三重の地域の中小企業の組織作り、社員教育などをトータルにサポートするコンサルタント。30年以上、この活動を行っているが、倒産した会社は0。反対に関わった会社のほぼ100%が業績向上。そのためには、ノウハウも大事であるがそれ以上に、経営者・従業員の心意気が大切だと考える。支援している中小企業の従業員の方との交流も大切にしている。

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