【コーチング・質問する編】「安心感・受容感」の高まる活動を展開していますか?

コーチング
町野 文孝

名古屋・岐阜・三重の地域の中小企業の組織作り、社員教育などをトータルにサポートするコンサルタント。30年以上、この活動を行っているが、倒産した会社は0。反対に関わった会社のほぼ100%が業績向上。そのためには、ノウハウも大事であるがそれ以上に、経営者・従業員の心意気が大切だと考える。支援している中小企業の従業員の方との交流も大切にしている。

町野 文孝をフォローする

人は安心感・受容感を感じてこそ、効力感の獲得につながる活動展開に取り組みます。そして、その効果を高めるべくセルフコントロールをして自己信頼(自信)を深め、外部に対しての「有用感」を感じていくというプロセスを踏みます。

 

「対人積極性」や「向社会性」が育まれるのはそのような活動の先にあるといわれています。当然、企業活動においては「有用感」「対人積極性」「向社会性」といった個人のアウトプット活動を求めます。

 

そういった「安心感・受容感」の醸成にコーチング手法の活用が有効と先回のブログで報告しました。コーチングとは「聞く」「質問する」「承認する」「FB」「提案」の5つの要素を使ってのコミュニケーションです。

 

先回は相手の話をしっかり「聞く」というところから組織風土の形成や信頼感・安心感・受容感の醸成をスタートさせていきましょう!とお伝えしました。
先回のブログ記事はコチラ

 

今回は「質問する」に焦点をあてて話を進めていきます。

その前に、なぜ質問は大事なのでしょうか?

それは

(1)自分の中に眠っている主体性・創造性が引き出される
(2)視点が変わる 新たな視点に気づく
(3)一方通行から双方向コミュニケーションを創り出す
(4)絆が深まる

という側面があるからです。

 

それではまず質問の方向性から見ていきます。

(1)相手の考え(思い)を広げる
(2)相手の考え(思い)を整理する
(3)相手の考え(思い)を深める
(4)相手の新しい行動が生まれる

この観点で質問をしていくと相手の行動変化につながる気づきが起こせる可能性が高まります。

 

次に質問の種類を見ていきます。

(1)クローズドクエスチョン/オープンクエスチョン
(2)「未来質問」「過去質問」/「肯定質問・否定質問」
(3)チャンクダウン・チャンクアップ
(4)数値化・抽象化
(5)区別する・想像を超える

(1)クローズドクエスチョンは、はい/いいえで答えられる質問です。仮説を確認・約束強化・情報収集に使用します。オープンクエスチョンは5W1Hで答えられる質問のことです。
イメージをつくったり、気づきを与ることに使用します。

 

(2)未来質問は、「これからどうしたらいいか?」「何ができるようになったらいいか?」
過去質問は、「どうしてそれをやってしまったのか?」「これまではどうやっていたのか?」
肯定質問は、「どうしたらうまくいくのか?」「やれていることは何か?」
否定質問は、「どうしてうまくいかないのか?」「やれていないことはなにか?」

 

(3)チャンク=塊です。全体としてのイメージや目的を共有する時、ビックチャンクが有効、目標に向けて何ができるかというとき、スモールチャンクが有効といわれています。

 

(4)数値化するのは、抽象的なことをはっきりさせたいとき/現状を認識させたい時に有効です。「何%ですか?」抽象化するのは、行き詰まっているとき、思考が内向している時に有効で「色でたとえると何色?」ときいてみてわざと漠然と状況をとらえることで楽になったりもします。

 

(5)区別するは、「やりたいとおもっているのか、やらなければならないとおもっているのか」ときいてみることでいろんな側面からのアプローチをすることで整理や考えの深化が図れます。
想像を超えるは、「5分しかないとすればこれだけはしたいことはなんですか?」と聞くことで、そんなこと考えてもみなかったと相手がびっくりするような質問をして相手の視野を広めることがあります。

 

以上のように様々な観点から質問をすることで相手の考え方や思考を広めたり深めたり、進めたり振りかえったりして整理や統合・進化を促しましょう。

 

反対にできれば避けたい質問スタイルも表記しておきます。

(1)確認の質問をしたくなる
(2)解決策を伝えたい
(3)正しい質問をしようとする
(4)とりとめのない質問をする
(5)自分の解釈で質問する
(6)一度にたくさんの質問をする

特に相手の課題をこちらが解決しようとすると一緒に悩んでしまい、質問が浮かばなくなります。

あくまで問題解決の「答え」は相手が持っており、それを引き出すというスタンスで接していきましょう!

町野 文孝

名古屋・岐阜・三重の地域の中小企業の組織作り、社員教育などをトータルにサポートするコンサルタント。30年以上、この活動を行っているが、倒産した会社は0。反対に関わった会社のほぼ100%が業績向上。そのためには、ノウハウも大事であるがそれ以上に、経営者・従業員の心意気が大切だと考える。支援している中小企業の従業員の方との交流も大切にしている。

町野 文孝をフォローする
コーチング
町野 文孝をフォローする
水戸黄門経営のすすめ
タイトルとURLをコピーしました