「弱さ」と向き合える組織は強い?「対話」が組織の弱点克服のカギになる

これまで【対話】ができる組織風土の形成について、詳しくご紹介してきました。

ビジネスにおいて、光が差すような場の変化を起こす「対話」

 

弱さを見せあえる組織は強い組織なのか

今回は、理想的な組織風土の形成に大きく影響する「弱さを見せあえる組織は強い組織なのか」について考えてみましょう。

 

企業にとって「弱さを見せあえる組織」を創り上げることは一般的に難しいものです。難しくしている要因は何でしょうか?

自分の経験を中心に考えてみると、中小企業経営において長所伸展をベースに据えるのは当然のことですが、同時に「弱さ」を克服して成長するということも必要な側面です。

 

その意味からもお互いの「弱さを見せあえる」ことは大切なことです。これが健全な組織感情として安心感の醸成に不可欠です。

 

そして、この「弱さを見せ合える」組織づくりには、その弱さを克服しようとするということに組織全員で取り組む前提が必要となります。一部の社員だけが弱点克服に取り組む組織では、弱点克服に真面目に取り組む者が「馬鹿を見る」観がその組織に出てくるようになります。

 

私はこの弱点を克服することこそ、トップにしかできない仕事だと思っています。

 

出来ないことが出来るようになることでしか、「自信」を身につけることはできない。自分は人生を「自信」をもって乗り越えたいので、出来ないことを出来るようになる。弱点を克服する。

 

組織のトップが弱点克服に楽しそうに取り組んでいる、少なくとも文句の一つも言わずに取り組んでいることが最初の第一歩だと思います。

 

よく、「仕事を楽しめ」「好きになれ」と言われますが、これは難しいことと自分は思っています。

 

まずもって思い通りに行かない。楽しいどころか辛く苦しいことも沢山あります。厄介なことも多いため、当然これでは面白いわけがなく、仕事も好きになれません。

 

しかし、この仕事に楽しく取り組んでいなければ、「弱さを見せ合える組織」どころか、「弱さと向き合わない組織」になってしまいます。

 

どうすれば仕事を楽しくできるのでしょうか?

仕事を楽しくさせるもの、それは周囲から認められ、感謝されることではないかと思います。

 

周囲から認められるために、感謝されるためには、自分の足りない部分をどう改善し、強化していけばいいのか。その想いをフックとして持つために、私は【対話】をする事が特効薬だと思います。

 

人間は本能的に「無能恐怖症」であり、「弱さ」を隠すのは当然のことです。本能的なものを自分だけの認識で変えていくことには大変な労力がかります。それが弱点克服を的確に捉えることを難しくしているテーマと思います。

 

「弱さ」は「無能」ではなく、「今はまだ無用」と捉えるようにしましょう。そして自分や周りの能力を使って「有用になっていく」。このようなプロセスを組織の全員で進めていく。

 

「弱さ」はノビシロを表しており、自分の資産である。

 

「弱さ」を「これからのノビシロ」と捉えることのできる職場は、それはまちがいなく強い職場と言えると思います!

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