日々の「指示出し」が組織形成に大きな影響を与えていると知っていますか?

本日は、水戸黄門経営における【対話】と対をなすもう一つのコンセプト、【明瞭な指示】について考えていきましょう。

 

【明瞭な指示】は二つの観点で見ていく必要があります。

① 自分の中に答えがある対応パターン・・<過去・実績>
② 答えがない未体験ゾーンへの対応パターン・・<未来・仮説>

 

「① 自分の中に答えがある対応パターン」の領域で指示出しを行う際に気をつけていただきたいのは、二分法にならないよう気を配ることです。

 

二分法とは、100点でなければ評価しないという完璧主義のことです。自分の中に答えがある場合、どうしても完璧主義に流れがちになります。

 

もちろん、仕事は厳しさの中で覚えることもあります。しかし、ここで二分法(完璧主義)に囚われてしまうと、相手を萎縮させ、「② 答えがない未体験ゾーンへの対応パターン」での指示出しに大きくマイナスの影響を与えることになります。

 

「② 答えがない未体験ゾーンへの対応パターン」での業務においては、自分の中に明快な答えはないものです。そのため未来について仮説の構築から取り組んでいくことになります。

 

この時に二分法(完璧主義)で接する組織風土になってしまっていると、仮説を論じても部下からの発言すら期待できない・・・社内がこのような状態に陥ってしまいます。

 

これは「① 自分の中に答えがある対応パターン」の時に相手を萎縮させてしまっているからです。

 

明確な答えのない戦略に対し、組織が生き生きと議論を交わして仮説を立てることができる。そしてその仮説に向かい、社員一人一人が前向きに、実力を発揮しながら業務を遂行することができる。

 

そのような組織風土は作ることができるのです。そしてそれは「① 自分の中に答えがある対応パターン」の時に、自身がどのように指示を出したかによって大きく影響を受けています。

 

組織風土は会社の未来を決めるもの。そのため、日常の一つ一つの指示出しを意識してみることが、今後の組織風土の形成に大きく影響するのです。

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